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「………ぇえぇええ!?むがっ」
坂本は少しの沈黙の後、大声を発したため美海が口を塞ぐ。
「ちょっと!龍馬さん!」
「すまんすまん」
坂本はヘラヘラと笑っている。
「もう…」
少しシリアスな雰囲気だったのだが一気に崩れ去った。
「ほぅ…。しかし美海が未来から…それなら辻褄があうぜよ」
坂本は初めのころの違和感を思い出す。
坂本が驚いたのは初めの一声だけで、今度は納得したのか黙り込んだ。
思わず美海も黙る。https://carina.simplesite.com/ https://johnsmith786.mystrikingly.com/blog/7476c05089e https://www.minds.com/blog/view/253713763118686935 https://johnsmith786.livedoor.blog/archives/5232137.html
「ということは、新撰組が結成した辺りから来たってことか?」
しばらくの沈黙の後、坂本が口を開いた。
「はい。私は現代で医者をしていましたが手術後倒れて気付いたら京の街並みに倒れてたんです」
「そんなことって…」
あるのか…。
流石の坂本もこのような状況に陥った人物に会うのは初めてのようだ。
「そこで土方さんに怪しいからと屯所に連れて行かれたんですよ」
「医者とは…大したもんじゃ…。だから噂で新撰組の立花は的確な治療で人助けをすると…」
「は…はぁ」
噂になってるのかよ!
「未来の日本はどうなんじゃ!?」
さっき言ったとおり
「疑わないんですね」
この事実を何人かに伝えたがこの時代では疑われていない。
それだけ真っ直ぐな心を持った人が多いのだろう。
私って恵まれてるなぁ。
「当たり前じゃ!美海が言うんじゃよ!」
美海は笑った。「未来の日本は刀もないし、服も洋服にかわってますよ。こういう着物は着ません」
「え!?刀がない!?じゃあ銃の時代か!?」
「一般人は銃なんて持ちませんよ。今の見廻り組みたいな立場の人が持つんです。空には飛行機という人を乗せるものも飛んでいるし、異国に追い付いてますよ」
なんか現代が懐かしいなぁ。
「そうなんかぁぁ!?」
坂本は目を輝かせる。
「日本は国内では戦争もしませんよ。一時期は異国と戦争をしましたが、今は平和です」
「未来では異国と張り合えるぐらい成長してるんじゃねぇ!」
「寺子屋のかわりに学校と言うものが出来ていて龍馬さんはその教科書に載るほどの偉人になりましたよ」
「わしが有名になったんかぁ!?」
「はい。私は龍馬さんの先を知っています。言ったほうがいいですか?」
美海は少し悲しげな顔をする。
「いや。いいきに!未来はわからない方が楽しいぜよ!」
「そうですか…。例え、いつ死ぬか分かっていても?分かってたら防げるかもしれないじゃないですか!」
「美海。おんしらがやってるようにわしは自分の誠を貫く。死ぬまでに自分の役目が果たせたら十分じゃ」
「……そうですか…」
少し俯いている美海を坂本は微笑みながら見ている。
「心配せんでも大丈夫!わしが運命を変えてみせるぜよ。そう簡単には死なんきに!」
「はい!」
美海はにっこりと笑った。「で……。さっき別れ道で逃げたのって桂ですよね?」
しばらく良い感じの雰囲気だったのだが突然美海が切り出した。
「ぅえ!?あ…いや…あの…」
坂本は明らかに動揺している。
「まぁその様子を見るとそうなんですね。関係までは聞きませんが」
美海はジト目で坂本を見る。
“坂本。いいか?もしも俺のことを聞かれたら迷わず「広戸 孝助」と答えるのだ。今の偽名だ”
「ああああれは孝助!広戸 孝助ぜよ!」
「誰?それただの偽名でしょ?私から逃げるんだから私の知らない人なわけないじゃないですか。龍馬さん汗ひどいですよ」
桂ぁぁー――!全っ然通用してないぜよ!
「龍馬さんの才谷梅太郎ってのも偽名でしょ?」
わしのもバレてる!?
あ。そういや最初に言っちゃった…。
「あ…え……だー―!」
言葉に詰まりすぎでしょ…。
美海はなんだか龍馬が気の毒に思えてきた。
「まぁいいですけど。今日桂と会うんですよね?」
「え!?なんで分かったぜよ!?」
「なんとなくです」